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保冷米びつ 愛妻庫 KSX-31をレビュー|お米の虫を防いでおいしく保存

愛妻庫ksx-31を設置した様子

皆さんはお米につく虫を防ぎ、鮮度も保ってくれるという保冷米びつをご存じでしょうか。

私は夏場、お米に小さい蛾が大量発生して大変な思いをしました。

そこで「静岡精機 保冷米びつ愛妻KSX-31」を購入しましたので、実際に使用した様子や感想をご紹介します。

お米に虫が一番湧きやすい夏をビクビクしながら過ごしましたが、本当に一匹も見なくなりました!

※虫の画像は載せていないので苦手な方もご安心ください

  • 保冷米びつはお米の虫やカビを防いでくれるの?
  • 精米したてのお米の美味しさを保ちたい
  • 保冷米びつが気になるけど実際どうなの?

という方はこの記事を参考にしてくださいね。

目次

「静岡精機 保冷米びつ愛妻庫KSX-31」の特徴

お米の虫やカビを防ぐ

お米に湧く虫は主に「コクゾウムシ」や「ノシメマダラメイガ」。気温20℃、湿度70%を超えたあたりから活発に繁殖してしまいます。

また、この条件はカビの繁殖にも好都合。

愛妻庫は庫内の温度を約15℃、湿度を70%以下に保つため、虫やカビの発生を防いでくれます。

実際に愛妻庫を開けてみると、冷蔵庫ほどではないですがひんやりした空気を感じます。

また、お米も触ってみるとしっかり冷えているのが確認できました。

庫内とお米、共に低温が保たれている

精米したての鮮度を保つ

お米は脂肪酸度が低いほど新鮮でおいしいもの

新米や低温貯蔵されたお米の脂肪酸度は20ポイント以下。

新米を常温保存すると約1か月で30ポイントを超え、「古米化」しておいしくなくなってしまいます。

愛妻庫は庫内温度と湿度を一定に保つため、数か月程度お米をおいしい状態で保存できます。

またお米の投入は上から、お米を出すのは下からなので、古いお米から先に消費できるのも良い点ですね。

電気代は1日約8円

愛妻庫は「ペルチェ式」の冷却方式を採用しています。

ペルチェ式
  • 半導体(ペルチェ素子)に電流を流すことで冷却
  • 騒音や振動がない
  • 価格はお手頃
  • 電気代は高め
コンプレッサー式
  • 冷媒の気化熱を利用して冷却。家庭用の冷蔵庫などは主にこのタイプ
  • 騒音や振動あり
  • 価格はお高め
  • 電気代は低コスト

「じゃあ電気代が高いんじゃないの?」と疑問に思われるでしょう。

ですが、愛妻庫は

  • 外気温が17℃以下になると冷却能力を変更
  • 庫内温度が14℃以下になると自動停止

という省エネ運転機能を搭載しており、電気代は業界トップクラスの1日あたり約8円に抑えています。

気温の高い夏は常にファンが回る音がしていて、「ホントに自動停止するのかな?」と疑問に思っていました。

ですがこの記事を書いている現在、室温16℃の環境では運転を停止していて省エネを実感しています。

運転音が静か

愛妻庫は静音に配慮して設計されています。

8月の日中、室温33℃、条件的にフルパワーで稼働している状態で1メートル離れたところから運転音を測定しました。

停止中  32デシベル

運転中  39デシベル

※30デシベル 深夜の郊外、鉛筆の執筆音

 40デシベル 閑静な住宅地の昼、図書館内

音は静かですが、ファンが回る音がします。(PCのファンが回るような音)

もちろん離れれば気にならないので、購入を検討している方は設置場所を考えておくことをおすすめします。私は玄関に設置しました。

ちなみに外気温や庫内温度が低くなると運転を停止するため、運転音は一切しなくなります。また、振動は感じませんでした。

「静岡精機 保冷米びつ愛妻庫KSX-31」を使用した様子

本体の大きさ

愛妻庫には、米収納量が異なる2つの機種があります。

形式KSX-15
KSX-30
米収納量15㎏31㎏
本体寸法幅300mm
高さ625mm
奥行546mm
幅300mm
高さ890mm
奥行546mm
本体重量15㎏16㎏

 以下の画像は KSX-31のものです。寸法で大きく異なるのは高さだけなので、置いたイメージとして参考にしてください。

愛妻庫ksx-31本体

横から見た大きさはこんな感じです。横の米袋は30kgのもの。ドアノブの高さは90cmです。

設置するときは排熱のために本体の周囲を5cm以上、お米の投入のために本体の上を50cm以上開ける必要があります。

移動に便利なキャスター付き

本体の後ろ側に2輪のキャスターが付いているので、傾けると移動が楽

ただ、本体に取手や掴みやすい凸凹がないので、お米を入れる前に移動させましょう

お米を入れた状態で動かしてみましたが、移動は厳しいと感じました。

お米の投入、取り出しが楽

上蓋は取り外せるようになっていて、お米を投入しやすいように工夫されています。

上蓋が取り外せるのでお米の投入が楽!

さすがに30kgのお米を一気に投入するのは骨が折れるので、はじめはボウルなどを使って投入し、ある程度のところで米袋を逆さまにしてザーッと入れています。

また、取り出しは1合、2合のレバーを押すだけ。受け皿があるので軽量カップが必要ありません。

取り出したお米はすぐに研ぎましょう。お米は冷えた状態なので、そのままにしておくと露がついてひび割れることがあります。

「静岡精機 保冷米びつ愛妻庫KSX-31」でおいしくお米を保存しましょう

この記事では「静岡精機 保冷米びつ愛妻庫KSX-31」の特徴、使用した様子や感想について紹介しました。

お米に虫が湧いても、取り除けば食べることができますが、味は落ちます。また、人によってはアレルギーを起こしてしまうことも。何より気持ち悪いですよね。

他にも小麦粉や乾麺、ビスケットなども食害されます。お米をパントリーに保管している場合、中の食品が全滅するかもしれません。

実際に私の家では紅茶のティーバッグが食害されました。

ですが、愛妻庫を購入してお米の虫対策の悩みから解放されました!また、精米したてのようなおいしいお米をいつでも食べられるのでおすすめですよ。

保冷米びつの購入を検討中の方は今回の記事を参考にしてくださいね。



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